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FP2J 保険金の課税に関する問題

保険金の課税に関する問題(6問)

終身保険、保険金等が支払われた場合の課税、定期保険A、保険金・給付金が支払われた場合。

問題 1

布施陽介さんが契約している終身保険(下記<資料>参照)に関する次の(ア)~(エ)の記述について、正しいものには〇、誤っているものには×を解答欄に記入しなさい。(2019年5月12問)

(ア)弘子さんが死亡して貴裕さんが受け取る死亡保険金は、相続税の課税対象となる。

(イ)保険契約を解約して解約返戻金を陽介さんが一時金で受け取った場合、払込保険料との差益が一時所得として所得税の課税対象となる。

(ウ)陽介さんが死亡して弘子さんに契約者変更をした場合、陽介さん死亡時の解約返戻金相当額が相続税の課税対象となる。

(エ)毎年支払う保険料について、陽介さんは所得税の生命保険料控除を受けることができない。

(エ)登記事項証明書の交付を請求することができるのは、利害関係者に限られる。

 

問題解説
(ア)✖
弘子さんが死亡して貴裕さんが受け取る死亡保険金は、贈与税の課税対象となる。
(イ)〇
、払込保険料との差益が一時所得として所得税の課税対象となる。
(ウ)〇
陽介さん死亡時の解約返戻金相当額が相続税の課税対象となる。
(エ)✖
生命保険料控除の対象は、保険料負担者です。

 

問題 2

北山敏之さんと隆さんの親子が加入している終身保険(下記<資料>参照)に関する次の(ア)~(ウ)の記述について、正しいものには○、誤っているものには×を解答欄に記入しなさい。(2017年9月13問)

(ア)敏之さんが死亡して隆さんが受け取る死亡保険金は、相続税の課税対象となる。

(イ)隆さんが死亡して敏之さんに契約者変更をした場合、解約返戻金相当額等が相続税の課税対象となる。

(ウ)毎年支払う保険料については、敏之さんが所得税の生命保険料控除を受けることができる。

 

問題解説
(ア)✖
生命保険の契約者(=保険料負担者)と保険金受取人が同じで、被保険者が異なる場合、一時所得として所得税・住民税の課税対象
(イ)〇
隆さんが死亡して敏之さんに契約者変更をした場合、解約返戻金相当額等が相続税の課税対象となる。
(ウ)✖
生命保険料控除の対象は、契約者(保険料負担者)隆さんです。

 

問題 3

雪雄さんが加入している保険の保険金等が支払われた場合の課税に関する次の(ア)~(ウ)の記述について、適切なものには○、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。(2017年5月31問)

(ア)雪雄さんが死亡し、花代さんが受け取る定期保険Aの死亡保険金は、相続税の課税対象となる。

(イ)雪雄さんが疾病のため高度障害状態になったことにより受け取る定期保険Aの高度障害保険金は、所得税の課税対象となる。

(ウ)自宅が火災で全焼し、雪雄さんが受け取る火災保険Bの保険金は、所得税の課税対象となる。

 

問題解説
(ア)〇
雪雄さんが死亡し、花代さんが受け取る定期保険Aの死亡保険金は、相続税の課税対象となる。
(イ)✖
入院・手術・通院・診断等の「身体の傷害に基因」して支払われる保険金・給付金は、非課税です、高度障害保険金も非課税です
(ウ)✖
住宅が焼失して受け取った火災保険金は非課税です。

 

問題 4

進太郎さんが契約している定期保険Aに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。(2020年1月31問)



1.進太郎さんが支払う定期保険Aの保険料は、一般の生命保険料控除の対象となる。

2.進太郎さんが中途解約した際に受け取る解約返戻金は、所得税の課税対象となる。

3.進太郎さんが余命6ヵ月以内と診断されて受け取るリビングニーズ特約保険金は、所得税の課税対象となる。

4.進太郎さんが死亡し江里子さんが受け取る死亡保険金は、相続税の課税対象となる。

 

問題解説
3.✕
進太郎さんが余命6ヵ月以内と診断されて受け取るリビングニーズ特約保険金は、非課税所得です。
1.〇、
進太郎さんが支払う定期保険Aの保険料は、保険金等の受取人が保険料負担者本人か配偶者もしくはその他親族である契約です。定期保険Aの受取人は江里子さんですから、一般の生命保険料控除の対象となります。
2.〇

契約者(保険料負担者)が受け取る解約返戻金や満期保険金は、既払済保険料との差額が所得税の課税対象となります。
4.〇
下記の契約Cになり、みなし相続財産として相続税の課税対象です。

 

問題 5

秀樹さんが加入している生命保険契約(<設例>の[資料3]参照)について、保険金・給付金が支払われた場合の課税に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。なお、同じ語句を何度選んでもよいこととする。(2017年1月37問)


・ 秀樹さんが現時点(平成29年1月1日)で死亡し、ゆり子さんが受け取った終身保険Aおよび定期保険Bの死亡保険金は、( ア )となる。

・ 秀樹さんが養老保険Cの満期により一時金として受け取った満期保険金は、( イ )となる。

・ 秀樹さんが入院し、医療保険Dから受け取った入院給付金は、( ウ )となる。

 

問題解説

 

・ 秀樹さんが現時点(平成29年1月1日)で死亡し、ゆり子さんが受け取った終身保険Aおよび定期保険Bの死亡保険金は、相続税の課税対象となる。

・ 秀樹さんが養老保険Cの満期により一時金として受け取った満期保険金は、一時所得として所得税の課税対象となる。

・ 秀樹さんが入院し、医療保険Dから受け取った入院給付金は、非課税となる。


(ア)相続税の課税対象

契約者と被保険者が同じで、保険金受取人が異なり、受取人が相続人となる場合、支払われる死亡保険金は、みなし相続財産とみる。
(イ)一時所得として所得税の課税対象
支払われる給付金・保険金は一時所得として所得税・住民税の課税対象
 (ウ)非課税
入院・手術・通院・診断等の「身体の傷害に基因」して支払われる給付金は、非課税です。

 

問題 6

大久保邦彦さんと妻の久代さんが加入している生命保険契約(下記<資料>参照)について、保険金または給付金が支払われた場合の課税に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。(2020年9月13問)

1.契約Aについて、邦彦さんが受け取った死亡保険金は相続税の課税対象となる。

2.契約Bについて、久代さんが2年目以降に受け取る死亡年金は所得税(雑所得)の課税対象となる。

3.契約Bについて、久代さんが年金受取に代えて一時金受取を選択した場合、所得税(一時所得)の課税対象となる。

4.契約Cについて、久代さんが受け取ったガン診断給付金は、所得税(一時所得)の課税対象となる。

 

 問題解説
2.〇
久代さんが2年目以降に受け取る死亡年金は所得税(雑所得)の課税対象となる。 (1年目は相続税です)

1.✖
契約者と受取人が同一の時は、一時所得として所得税の課税対象となる。
3.✖
収入保障保険において一時金で受け取った時は、相続税の課税対象となる。
4.✖
ガン診断給付金は、非課税です。

 

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