· 

FP2J 生命保険契約に関する問題

生命保険契約に関する問題(8問)

ガン保険(免責期間3ヵ月)の契約の流れ、保険料支払時における一般的な経理処理、払込猶予期間内、生命保険の契約の流れ、死亡保険金で負債の全額を返済した後、生命保険で十分な保障を得られるのか

問題 1

下記<資料>は、吉田さんが加入したガン保険(免責期間3ヵ月)の契約の流れを示したものである。この保険契約のガンに対する保障が開始する日として、最も適切なものはどれか。なお、保険料の支払い方法は月払いを選択するものとする。(2018年9月5問)

1. 2018年10月25日

2. 2018年10月30日

3. 2019年 1月15日

4. 2019年 1月25日

 

問題解説

3. 2019年1月15日
責任開始期(日)
申込み、告知(診査)、第1回保険料(充当金)払込みの3つがすべて完了したときになります
2018年10月15日 第1回保険料の支払い完了時が責任開始時になりますが、
がん保険は責任開始日を含めて3ヶ月または90日の免責期間があるので、
2019年 1月15日が責任開始日となります。

 

問題 2

下記の生命保険について、FPで税理士でもある大下さんに支払保険料に関する税務の相談をした。大下さんがそれぞれの生命保険の保険料支払時における一般的な経理処理について述べた次の説明の空欄(ア)~(エ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。正しいものはどれか。(2018年9月11問)

「定期保険Aは( ア )となります。 」
「定期保険Bは( イ )となります。 」

「定期保険Cは( ウ )となります。 」

「終身保険Dは( エ )となります。 」 


 

問題解説

「定期保険Aは支払保険料の全額が損金となります。 」

「定期保険Bは支払保険料の全額が損金となります。 」

長期平準定期保険に該当しない(加入時の年齢44+保険期間27年×2=98で105を超えない)
「定期保険Cは保険期間の前半60%に相当する期間、支払保険料の2分の1相当額が資産計上となります。 」
長期平準定期保険に該当する(加入時の年齢44+保険期間55年×2=154で105を超える)

「終身保険Dは支払保険料の全額が資産計上となります。 」 

死亡保険金受取人が法人である終身保険では、最終的に必ず法人が保険金を受け取ることができることから、支払保険料の全額を資産計上します。

 

問題 3

生命保険の保険契約に関する次の記述の空欄(ア)~(エ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。(2017年9月12問)

1.(ア)払込待機 (イ)契約者貸付  (ウ)失効 (エ)更新

2.(ア)払込猶予 (イ)自動振替貸付 (ウ)失効 (エ)復活

3.(ア)払込待機 (イ)自動振替貸付 (ウ)消滅 (エ)更新

4.(ア)払込猶予 (イ)契約者貸付  (ウ)消滅 (エ)復活

 

問題解説
・ 払込期日までに保険料の払込みがなかった場合、払込猶予期間内に保険料を支払えば、契約を 継続させることができる。

・払込猶予期間内に保険料が払い込めなかった場合でも、解約返戻金があれば自動振替貸付によって解約返戻金の範囲内で保険会社が保険料を立て替えることにより契約が継続する。

払込猶予期間内に保険料の払込みがなく、自動振替貸付も利用できなかった場合、保険契約は失効する。ただし、保険会社が定める期間内に復活の手続きを取り、保険会社の承諾を得て未払いの保険料と利息を払い込めば、契約を有効に戻すことができる。

(ア)払込猶予 
払込猶予期間内に保険料を支払えば、契約を継続させることができる。
(イ)自動振替貸付

解約返戻金があれば自動振替貸付によって解約返戻金の範囲内で保険会社が保険料を立て替えることにより契約が継続する。
(ウ)失効
払込猶予 期間内に保険料の払込みがなく、自動振替貸付も利用できなかった場合、保険契約は失効 する。
(エ)復活
保険会社が定める期間内に復活の手続きを取り、保険会社の承諾を得て未払いの保険料と利息を払い込めば、契約を有効に戻すことができる。

 

問題 4

下記<資料>は、藤原さんが契約した生命保険の契約の流れを示したものである。この保険契約の保障が開始する日として、最も適切なものはどれか。なお、責任開始日(期)に関する特約等はない契約であり、保険料は月払いであるものとする。(2019年1月11問、2017年9月12問)


1. 2019年10月10日

2. 2019年10月21日

3. 2019年10月27日

4. 2019年11月 1日

 

 

問題解説

3. 2019年10月27日

責任開始期(日)
申込み、告知(診査)、第1回保険料(充当金)払込みの3つがすべて完了したときになります
2019年10月10日→申し込み完了
2019年10月21日→告知(検査)完了
2019年10月27日 払込み完了
この時点で責任開始時期になります。

 

問題 5

慎二さんは、子どもの学費等の支出が負担になっていることから、終身保険Aの保険料を軽減したいと考えており、FPの有馬さんに相談をした。保険料の軽減方法に関する次の(ア)~(ウ)の記述について、適切なものには○、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。(2018年1月37問)

(ア)払済保険に変更することにより、変更後の保険料の支払いをなくすことができる。なお、払済保険へ変更すると、基本的に保険期間が有期になるが、その間は現在の保険金額を維持することができる。

(イ)延長保険に変更することにより、変更後の保険料の支払いをなくすことができる。なお、延長保険へ変更すると、基本的に現在よりも保険金額が減額されるが、終身保障を維持することができる。

(ウ)保険金額を減額(一部解約)することにより、保険料の支払いを少なくすることができる。なお、保険金額を減額しても、終身保障を維持することができる。

 

問題解説
 ア)✖ 
払済保険は、生命保険の保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金をもとに、保険期間は変えない”で、“保険金額は少ない”保険に変更したものです。
(イ)✖
延長保険とは、生命保険の保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金をもとに、保険金額を変えない”で“保険期間は短い”保険に変更したものです。
(ウ)〇
保険金額を減額(一部解約)することにより、保険料の支払いを少なくすることができる。なお保険金額を減額しても、終身保障を維持することができる。

 

問題 6

圭一さんは、長女の桃子さんがまだ中学生であり、かつ、事業用の借入金も多いことから、現在加入している生命保険で十分な保障を得られるのか心配している。そこで、自分が死亡した場合に支払われる死亡保険金で負債の全額を返済した後に残る保険金について、FPの野村さんに試算してもらうことにした。これに関する野村さんの次の説明の空欄(ア)、(イ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。なお、現在加入中の生命保険契約に関しては、保険期間の満了により消滅するものを除き、中途解約はせず、同一内容で有効に継続しているものとする。また、今後、新たな生命保険に加入することもないものとする。(2018年5月37問)

「仮に現時点(2018年4月1日)で圭一さんが死亡した場合、支払われる死亡保険金の合計額

から、返済すべき負債額を差し引いた金額は( ア )となります。また、仮に桃子さんが大学に入学する2022年に圭一さんが死亡した場合、純子さんに支払われる死亡保険金の合計額は( イ )となります。」

 

 

問題解説
「仮に現時点(2018年4月1日)で圭一さんが死亡した場合、支払われる死亡保険金の合計額
から、返済すべき負債額を差し引いた金額は3040万円となります。
また、仮に桃子さんが大学に
入学する2022年に圭一さんが死亡した場合、純子さんに支払われる死亡保険金の合計額は
4040万円となります。」

 

問題 7

俊彦さんは、長女の彩香さんがまだ高校生であり、かつ事業用の借入金も多いことから、現在加入している生命保険で十分な保障を得られるのか心配している。そこで、自分が死亡したことにより支払われる死亡保険金と預貯金等で負債を全額返済した場合に、預貯金等がいくら残るのか、FPの落合さんに試算してもらうことにした。この試算に関する落合さんの次の説明の空欄(ア)に入る金額として、正しいものはどれか。

「現時点(2019年4月1日)で俊彦さんが死亡した場合、俊彦さんの死亡により支払われる死亡保険金と、佐野家(俊彦さんと晴美さん)が保有する預貯金等の合計額から、返済すべき負債の全額を差し引いた金額は( ア )になります。」


1. 2,910万円

2. 4,610万円

3. 4,730万円

4. 4,910万円

 

問題解説
「現時点(2019年4月1日)で俊彦さんが死亡した場合、俊彦さんの死亡により支払われる死亡保険金と、佐野家(俊彦さんと晴美さん)が保有する預貯金等の合計額から、返済すべき負債の全額を差し引いた金額は4,610万円になります。」 

 

類似問題を終了