国民年金に関する問題(11問)
保険料の納付が猶予された期間、国民年金保
険料の追納できる期限、国民年金の第3号被保険者となる条件、国民年金の任意加入被保険者の条件、国民年金の付加年金の額について、学生納付特例制度の適用を受けた期間、遺族である妻が寡婦年金と死亡一時金の両方の受給要件は、遺族基礎年金を受給することができる遺族の条件。
問題 1
国民年金の学生納付特例制度により保険料の納付が猶予された期間は、その期間に 係る保険料の追納がない場合、老齢基礎年金の受給資格期間には算入されるが、老齢 基礎年金の額には反映されない。(2017年1月2問)
問題解説

老齢基礎年金の受給資格期間には算入されるが、老齢基礎年金の年金額には反映されない。

問題 2
国民年金の被保険者が、学生納付特例制度の適用を受けた期間について国民年金保 険料の追納をする場合、追納できる保険料は、厚生労働大臣の承認の日の属する月前 10年以内の期間に係るものに限られる。(2018年5月3問)
問題解説

追納できる保険料は、10年以内の期間に係るものに限られる。
問題 3
国民年金の第1号被保険者によって生計を維持している配偶者で20歳以上60歳未満 の者は、国民年金の第3号被保険者となる。(2018年9月3問)
問題解説

第3号被保険者となる条件は、第2号被保険者(厚生年金や共済年金の被保険者)に生計を維持されているもの、 保険料負担はありません。

問題 4
国内に住所を有する60歳以上75歳未満の者は、厚生年金保険の被保険者である者を 除き、国民年金の任意加入被保険者となることができる。(2019年9月3問)
問題解説

日本国内に住所を有する60歳以上65歳未満の方。

問題 5
国民年金基金に加入している者は、国民年金の付加保険料を納付することができな い。(2017年1月3問)
問題解説

国民年金基金は第2号被保険者や第3号被保険者は加入はできないので、付加保険料の納付はできません。
問題 6
国民年金の付加年金の額は、400円に付加保険料に係る保険料納付済期間の月数を乗 じて得た額である。(2018年9月4問)(2020年9月34問)
問題解説

老後基礎年金受け取り時に付加年金は 加入月数x200円が国民年金の付加年金の額になります。

問題 7
遺族基礎年金を受給することができる遺族は、国民年金の被保険者等の死亡の当時、 その者によって生計を維持され、かつ、所定の要件を満たす「子のある配偶者」また は「子」に限られる。(2017年5月4問)
問題解説

その者によって生計を維持かつ、所定の要件を満たす「子のある配偶者」または「子」である。

問題 8
国民年金の付加年金の額は、400 円に付加保険料に係る保険料納付済期間の月数を乗じ て得た額である。(2016年1月5問)
問題解説

老後基礎年金受け取り時に付加年金は「加入月数x200円」、付加保険料は400円を納付。

問題 9
国民年金の被保険者が学生納付特例制度の適用を受けた期間は、保険料を追納しな い場合、老齢基礎年金の受給資格期間( ① )、老齢基礎年金の年金額( ② )。(2019年1月33問)
1) ① に算入され ② にも反映される
1) ① に算入され ② にも反映される
2) ① には算入されるが ② には反映されない
問題解説
2) ① には算入されるが ② には反映されない
老齢基礎年金の受給資格期間10年には算入されますが、
老齢基礎年金の年金額には反映されません、
但し保険料を追納すれば、年金額に反映されます。
老齢基礎年金の受給資格期間10年には算入されますが、
老齢基礎年金の年金額には反映されません、
但し保険料を追納すれば、年金額に反映されます。
問題 10
国民年金の第1号被保険者が死亡し、その遺族である妻が寡婦年金と死亡一時金の 両方の受給要件を満たす場合、その妻は( )。(2017年1月33問)
1) いずれか一方の受給を選択する
2) 両方を受給することができる
1) いずれか一方の受給を選択する
2) 両方を受給することができる
問題解説
1) いずれか一方の受給を選択する
国民年金の第1号被保険者が死亡し、その遺族である妻が寡婦年金と死亡一時金の両方の受給要件を満たす場合、 その妻はいずれか一方の受給を選択する。
国民年金の第1号被保険者が死亡し、その遺族である妻が寡婦年金と死亡一時金の両方の受給要件を満たす場合、 その妻はいずれか一方の受給を選択する。

問題 11
国民年金の第1号被保険者が、国民年金の定額保険料に加えて月額( ① )の付 加保険料を納付し、65歳から老齢基礎年金を受け取る場合、( ② )に付加保険料納 付済期間の月数を乗じて得た額が付加年金として支給される。 (2019年1月34問)
2) ① 400円 ② 200円
2) ① 400円 ② 200円
3) ①
400円 ② 300円
問題解説
2) ① 400円 ② 200円
国民年金の第1号被保険者は、付加保険料は400円を納付。
老後基礎年金受け取り時に付加年金額は「加入月数x200円」
国民年金の第1号被保険者は、付加保険料は400円を納付。
老後基礎年金受け取り時に付加年金額は「加入月数x200円」

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