基礎年金に関する問題(5問)
老齢基礎年金の繰下げ受給。老齢基礎年金を繰り上げて受給。問題 1
康太さんは、通常65歳から支給される老齢基礎年金を繰り上げて受給できることを知り、FPの露木さんに質問をした。老齢基礎年金の繰上げ受給に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、老齢基礎年金の受給要件は満たしているものとする。(2019年5月18問)
1.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合、65歳になるまでであれば、繰上げ受給を取りやめて通常受給に切り替えることができる。
2.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額は、65歳になるまでは減額されるが、65歳以降は減額されない通常額が一生涯支給される。
3.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額は、繰上げ月数1月当たり0.5%の割合で減額される。
1.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合、65歳になるまでであれば、繰上げ受給を取りやめて通常受給に切り替えることができる。
2.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額は、65歳になるまでは減額されるが、65歳以降は減額されない通常額が一生涯支給される。
3.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額は、繰上げ月数1月当たり0.5%の割合で減額される。
問題解説
3.〇
老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、一ヶ月につき0.5%減額されます。
1.✕
年金の支給繰上げ・繰下げをした場合、取消しや受給開始年齢の変更はできません。
2.✕
老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、減額された年金額で生涯支給されます。
老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、一ヶ月につき0.5%減額されます。
1.✕
年金の支給繰上げ・繰下げをした場合、取消しや受給開始年齢の変更はできません。
2.✕
老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、減額された年金額で生涯支給されます。

問題 2
勇也さんは、通常65歳から支給される老齢基礎年金を繰り下げて受給できることを知り、FPの鶴見さんに質問をした。老齢基礎年金の繰下げ受給に関する次の(ア)~(ウ)の記述について、正しいものを○、誤っているものを×とした組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、老齢基礎年金の受給要件は満たしているものとする。(2018年9月19問)
(ア)老齢基礎年金を繰下げ受給した場合の年金額の増額は、一生涯続く。
(イ)老齢基礎年金を繰下げ受給した場合の年金額は、繰下げ月数1月当たり0.7%の割合で増額される。
(ウ)老齢基礎年金を繰下げ受給する場合、老齢厚生年金を65歳から受給することはできない。
1.(ア)✕ (イ)〇 (ウ)〇
2.(ア)✕ (イ)✕ (ウ)〇
3.(ア)〇 (イ)〇 (ウ)✕
(ア)老齢基礎年金を繰下げ受給した場合の年金額の増額は、一生涯続く。
(イ)老齢基礎年金を繰下げ受給した場合の年金額は、繰下げ月数1月当たり0.7%の割合で増額される。
(ウ)老齢基礎年金を繰下げ受給する場合、老齢厚生年金を65歳から受給することはできない。
1.(ア)✕ (イ)〇 (ウ)〇
2.(ア)✕ (イ)✕ (ウ)〇
3.(ア)〇 (イ)〇 (ウ)✕
問題解説
3.(ア)〇 (イ)〇 (ウ)✕
(ア)支給繰上げ・繰下げをした場合、取消しや受給開始年齢の変更はできません。
繰上げでは減額された年金額、繰下げでは増額された年金額が一生涯続く事になります。
(イ)老齢基礎年金を繰下げ受給する場合、一ヶ月につき0.7%の割合で増額される。
(ウ)老齢基礎年金と老齢厚生年金の同時繰下げは、いずれか一方だけでも可能です。
(ア)支給繰上げ・繰下げをした場合、取消しや受給開始年齢の変更はできません。
繰上げでは減額された年金額、繰下げでは増額された年金額が一生涯続く事になります。
(イ)老齢基礎年金を繰下げ受給する場合、一ヶ月につき0.7%の割合で増額される。
(ウ)老齢基礎年金と老齢厚生年金の同時繰下げは、いずれか一方だけでも可能です。

問題 3
利秋さんは、通常65歳から支給される老齢基礎年金を繰り上げて受給できることを知り、FPの長谷川さんに質問をした。老齢基礎年金の繰上げ受給に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、老齢基礎年金の受給要件は満たしているものとする。(2018年5月20問)
1.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額は、繰上げ月数1月当たり0.7%の割合で減額される。
2.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額の減額は、一生涯続く。
3.老齢基礎年金を60歳から繰上げ受給した場合、原則として老齢厚生年金も同時に繰上げ受給しなければならない。
問題解説
1.✕
老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、一ヶ月につき0.5%減額されます。
老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額の減額は、一生涯続く。
老齢基礎年金を60歳から繰上げ受給した場合、原則として老齢厚生年金も同時に繰上げ受給しなければならない。
老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、一ヶ月につき0.5%減額されます。
老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額の減額は、一生涯続く。
老齢基礎年金を60歳から繰上げ受給した場合、原則として老齢厚生年金も同時に繰上げ受給しなければならない。

問題 4
誠さんは、通常65歳から支給される老齢基礎年金を繰り上げて受給できることを知り、FPの藤原さんに質問をした。老齢基礎年金の繰上げ受給に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、老齢基礎年金の受給要件は満たしているものとする。(2019年9月20問)
1.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額の減額は、一生涯続く。
2.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額は、繰上げ月数1月当たり0.5%の割合で減額される。
3.老齢基礎年金を60歳から繰上げ受給した場合、老齢厚生年金を同時に繰上げ受給する必要はない。
1.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額の減額は、一生涯続く。
2.老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額は、繰上げ月数1月当たり0.5%の割合で減額される。
3.老齢基礎年金を60歳から繰上げ受給した場合、老齢厚生年金を同時に繰上げ受給する必要はない。
問題解説
3.✕
老齢年金の繰上げは、老齢基礎年金と老齢厚生年金を同時に請求が必要。
1.〇
老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、減額された年金額で生涯支給されます。
2.〇
老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、一ヶ月につき0.5%減額。
老齢年金の繰上げは、老齢基礎年金と老齢厚生年金を同時に請求が必要。
1.〇
老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、減額された年金額で生涯支給されます。
2.〇
老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、一ヶ月につき0.5%減額。

問題 5
秀則さんは、通常65歳から支給される老齢基礎年金を繰り下げて受給できることを知り、FPの大垣さんに質問をした。老齢基礎年金の繰下げ受給に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、老齢基礎年金の受給要件は満たしているものとする。(2020年9月19問)
1.老齢基礎年金を繰下げ受給した場合の年金額の増額は一生涯続く。
2.老齢基礎年金を繰下げ受給した場合の年金額は、繰下げ月数1月当たり0.5%の割合で増額された額となる。
3.老齢基礎年金を繰下げ受給した場合、老齢厚生年金も同時に繰下げ受給しなければならない。
1.老齢基礎年金を繰下げ受給した場合の年金額の増額は一生涯続く。
2.老齢基礎年金を繰下げ受給した場合の年金額は、繰下げ月数1月当たり0.5%の割合で増額された額となる。
3.老齢基礎年金を繰下げ受給した場合、老齢厚生年金も同時に繰下げ受給しなければならない。
問題解説
1.〇老齢基礎年金を繰下げ受給した場合の年金額の増額は一生涯続く。 取り消しはできません」。
2.✕
老齢基礎年金を繰下げ受給した場合の年金額は、0.7%の割合で増額された額となる。
3.✕
老齢基礎年金を繰下げ受給した場合、別々でも繰下げ申請は可能です。

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