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FP3J 損害賠償責任に関する問題

損害賠償責任に関する問題(7問)

損害保険の用語。個人賠償責任保険。損害保険の保険金。火災、地震、自動車保険の賠償責任。

問題 1

損害保険の用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。(2018年1月8問)


1.再調達価額とは、保険の対象と同等の物を新たに建築または購入するのに必要な金額から、使用による消耗分を差し引いた金額のことである。

2.保険金とは、保険事故により損害が生じたとき、保険会社が被保険者に支払う金銭のことである。

3.超過保険とは、保険金額が保険の対象の価額(保険価額)を超えている保険のことである。

 

問題解説
損害保険の用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。(2018年1月8問)

1.不適切
再調達価額(新価)とは、補償の対象と同等のものを再築・再購入するのに必要な金額のこと。
2.適切
保険金とは、地震・火災・交通事故といった保険事故の発生による損害が生じたとき、保険会社が被保険者(記名被保険者)に支払う金銭のこと。
3.適切
保険価額(評価額)が保険金額より小さい保険は超過保険です。逆の場合は一部保険です。

 

問題 2

損害保険に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。(2017年5月8問)

1.(ア)管理 (イ)自動車 (ウ)津波

2.(ア)賃貸 (イ)自転車 (ウ)津波

3.(ア)管理 (イ)自転車 (ウ)火災

 

問題解説
1.(ア)管理 (イ)自動車 (ウ)津波
個人賠償責任保険
・居住する住宅の所有・使用・管理による事故や、日常生活における偶発的な事故による賠償責任を補償するものです。

 

問題 3

次の(ア)~(ウ)の事例のうち、損害保険の保険金の支払い対象となるものとして、正しいものは どれか。なお、いずれの保険も特約などは付帯していないものとする。(2020年1月9問)


1.(ア) 飼い犬が突然他人に噛みついてケガを負わせてしまった。 個人賠償責任保険

2.(イ) 地震により保険の対象である建物が倒壊して全損となった。 住宅総合保険

3.(ウ) 自動車を運転中、誤ってガードレールにぶつかり、ガードレールを壊してしまった。

 

問題解説
1.(ア)
個人賠償責任保険;隣家の失火が原因で自宅が焼失するリスクに備えて、住宅用建物と家財を対象とした火災保険を契約した。アパートの水漏れ事故による損害賠償責任も補償対象です。飼い犬がケガをさせた場合も補償対象です。
2.(イ)
火災保険と同様に地震による被害は補償対象外なので保険金の支払い対象とはなりません。
3.(ウ)
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、対物賠償は補償対象外です。
 

 

問題 4

個人賠償責任保険の補償の対象となるものとして、最も不適切なものはどれか。(2018年5月10問)

1.会社の業務で、書類を金融機関に届けるため自転車で走行中に、誤って歩行者と接触し、ケガをさせてしまった。

2.友人たちとゴルフをプレー中に、誤ってゴルフボールを他のプレイヤーに当て、ケガをさせてしまった。

3.デパートで買い物中に、陳列されている商品を誤って落とし、壊してしまった。

 

問題解説
1.不適切
業務に関するもの、他人から預かった物や借りた物、自動車の運行・管理等の賠償責任については補償対象外です。

2.3適切
個人賠償責任保険とは、偶発的な事故による賠償責任を補償するものですので、スポーツ中に誤って他人にケガをさせてしまった場合、誤って陳列の商品を壊した場合も補償対象となります。

 

問題 5

香川さんが自身を被保険者として契約している個人賠償責任保険に関する次の記述のうち、香川さんが法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金の支払い対象とならないものはどれか。(2019年5月10問)

1.香川さんが休日にデパートで買い物中に、陳列されている商品を誤って落とし、壊してしまった。

2.香川さんが飼い犬の散歩中に、飼い犬が突然他人に噛みついて、ケガをさせてしまった。

3.香川さんが会社の業務で、得意先へ自転車で訪問する途中に誤って歩行者と接触し、ケガをさせてしまった。

 

問題解説
3.支払い対象外
業務に関するもの、他人から預かった物や借りた物、自動車の運行・管理等の賠償責任については補償対象外です。
1.支払い対象
個人賠償責任保険は、偶発的な事故による賠償責任を補償するもので、自分自身や配偶者・子どもが誤って商品を壊した場合も補償対象となります。
2.支払い対象
個人賠償責任保険や個人賠償責任補償特約は、日常生活における偶発的な事故による賠償責任を補償(自転車やペットによる賠償責任も補償対象)するものですので、飼い犬が他人に噛みついたケガも補償対象です。

 

問題 6

損害保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。(2017年1月12問)

1.自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)では、物損事故による損害賠償責任は補償の対象となる。

2.居住用建物を保険の対象として保険金額1億2,000万円の火災保険を契約した場合、付帯できる地震保険の保険金額の限度額は6,000万円である。

3.住宅火災保険では火災や爆発事故などのほか落雷による損害も補償の対象となる。

 

問題解説
3.適切
火災保険は、火災による損害以外にも、落雷・ひょう災・雪災などの自然災害による損害についても、補償対象です。
2.不適切
地震保険の保険金額は、火災保険等の保険金額の30~50%で、限度額は建物は5,000万円、生活用動産(家財)は1,000万円です。
1.不適切
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、対物賠償は補償対象外です。

 

問題 7

損害保険の用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.再調達価額とは、保険の対象と同等のものを新たに建築または購入するのに必要な金額のことである。

2.保険料率とは、契約者から支払われた保険料の総額に対する保険会社が支払った保険金の総額の割合のことである。

3.一部保険とは、保険金額が保険の対象の価額(保険価額)に満たない保険のことである。

 

問題解説
2.✕
保険料率とは、将来の保険料率を決定するための数値で、「銃保険料率」と「付加保険料率」があります
1.〇
再調達価額とは、保険の対象と同等のものを新たに建築または購入するのに必要な金額のことである。

3.〇
一部保険とは、保険金額が保険の対象の価額(保険価額)に満たない保険のことである。


 

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